白帯の皆さんへ:柔術の最初の一歩|初心者向けガイド
25.04.04

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ブラジリアン柔術(BJJ)を始めたばかりの皆さん、ようこそ!
白帯は、すべての柔術家が通る道であり、最も大切な基礎を学ぶ時期です。
最初は技が思うように決まらず、スパーリングでは上級者に簡単に極められてしまうこともあるでしょう。
でも、それはごく普通のこと。
むしろ、その「うまくいかない経験」こそが、皆さんを強くしてくれます。
焦らず、楽しみながら少しずつ上達していきましょう。

柔術はすぐに強くなれない——だからこそ面白い
BJJは、すぐに結果が出る競技ではありません。
白帯のうちは技をたくさん覚えようとするよりも、まずは基本の動きをしっかり身につけることが重要です。
たとえば、基本的なガード・エスケープやポジションの取り合いを丁寧に学ぶことで、スパーリングでも無駄に力を使わずに動けるようになります。
また、スパーリングで負けることが多くても気にしないでください。
負けることは、柔術において最大の学びのチャンスです。
「なぜ負けたのか?」「どこでミスをしたのか?」を考えることで、一つひとつ成長できます。
勝ち負けにこだわるよりも、自分がどれだけ上達しているかに目を向けましょう。

「守る技」こそが柔術の基礎
初心者のうちは、派手な技や極め技に目が行きがちですが、まず身につけるべきは「守る技」です。
具体的には、マウントやサイドコントロールからのエスケープ、ガードの作り方、相手の圧力に耐えるためのフレームの使い方などです。
これらの技術が身につけば、スパーリングで無駄に潰されることが減り、より長く戦えるようになります。
また、ディフェンスがしっかりしていると、相手の動きを落ち着いて観察する余裕が生まれます。
結果として、自分の攻めにつなげるチャンスも増えていくでしょう。
練習仲間を大切にしよう
柔術は対戦相手がいてこそ成り立つ競技です。
スパーリングでは全力を出しつつも、相手を怪我させないように注意しましょう。
特に初心者のうちは、力任せに動いてしまいがちですが、それでは技術が身につかず、練習仲間にも迷惑をかけてしまいます。
力ではなく、技術と体の使い方を意識することが、上達への近道です。
また、柔術は「継続すること」が何よりも大切です。
最初のうちは自分の成長を感じにくいかもしれませんが、毎回少しずつできることを増やしていけば、気がついたときには確実に強くなっています。
焦らず、自分のペースで続けていきましょう。
白帯の時期を楽しもう!
白帯の時期は、何も知らない状態から始まり、新しいことをどんどん吸収できる楽しい時間です。
「勝たなければならない」と考えるのではなく、「学ぶことを楽しむ」意識を持つと、より柔術が面白くなります。
柔術は長く続けることで本当の面白さがわかる競技です。
まずは白帯の期間を大切にし、焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。皆さんの柔術ライフが充実したものになることを願っています!

