【ブラジリアン柔術】あなたがスパーリングを断られてしまう理由
25.04.06

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ブラジリアン柔術(BJJ)の楽しさの一つに、スパーリング(ロール)があります。
テクニックを実戦で試し、成長を実感できる貴重な時間です。
しかし、いざスパーリングをしようとしたとき、相手に断られてしまった経験はありませんか?
「なぜ自分は断られるのか?」と悩む方のために、よくある理由をいくつか挙げてみます。
もし心当たりがあれば、改善すれば今後のスパーリング相手が増えるかもしれません。

1. 力任せすぎる
BJJは技術のスポーツですが、中には力に頼りすぎる人もいます。
特に初心者のうちは、技の細かい部分が分からず、つい全力で押したり引いたりしがちです。
・体格差を無視してパワーで押さえ込む
・スイープやパスを力づくでゴリ押しする
・極めが荒く、相手をケガさせそうになる
こうした動きをしていると、相手は「この人とやると危ない」と思い、スパーリングを避けるようになります。
▶ 対策
・まずは技術にフォーカスし、力を抜いて動く練習をする
・スパーリングの前に「今日は軽くやりましょう」と伝えてみる

2. スパーリングの強度をコントロールできない
スパーリングには「流す」「軽め」「真剣」などの強度があります。
相手のレベルや意図を考えず、常に100%の力で戦ってしまうと、次第に相手が敬遠するようになります。
・相手が軽く流しているのに、急に本気で攻める
・自分より格下の相手にもガチでやりすぎる
・試合のような強度でしかロールしない
▶ 対策
・スパーリング前に「どんな強度でやるか?」を確認する
・相手の動きを観察し、強度を調整する
3. 乱暴でケガをさせやすい
BJJは安全なスポーツですが、乱暴な動きや無理な技をかけると、相手をケガさせてしまうリスクがあります。
・アキレス腱やアンクルロックを急に極める
・タップする前に無理やり関節技を決める
・スパーリング中に肘や膝を振り回す
こうした行為が続くと、誰もスパーリングしたがらなくなります。
▶ 対策
・関節技はじっくりコントロールし、タップの余裕を与える
・相手の安全を考えた動きを心がける
4. いつも同じ技しかやらない(マンネリ化)
スパーリングでは、新しい技を試したり、異なる展開を作ることが大切です。
しかし、常に同じ技やパターンしか使わないと、「やっても意味がない」と思われてしまいます。
・いつも同じパスやガードしか使わない
・特定の極め技ばかり狙う(例:ギロチン、足関節など)
・展開が単調で学びが少ないと感じさせる
▶ 対策
・普段使わない技やポジションにチャレンジする
・「今日は〇〇を試したい」とテーマを決める
5. 一方的なスパーリングになっている
スパーリングはお互いの成長の場です。
しかし、一方が常に圧倒し続けたり、逆に全く抵抗せず流されるだけだと、相手は楽しくありません。
・相手を圧倒してばかりで、フィードバックがない
・逆に、防御ばかりで攻めないので相手が退屈する
▶ 対策
・相手のレベルに合わせたスパーリングをする
・時には相手の得意な形を受け入れて、良い練習になるようにする
6. コミュニケーションが足りていない
BJJは技術だけでなく、人間関係も大切です。スパーリング前後のコミュニケーションが不足すると、
「この人とはやりにくい」と思われることもあります。
・無言でスパーリングを始める、終わった後に挨拶しない
・技の説明やフィードバックが一切ない
・表情や態度が怖く、話しかけづらい雰囲気がある
▶ 対策
・スパーリング前後に軽く会話をする(「お願いします」「ありがとうございました」など)
・相手の技について良かった点を伝える
まとめ:練習仲間は大切に
スパーリングを断られる理由には、力任せの動きやコントロール不足、乱暴な動き、単調な展開、一方的なスパーリング、そしてコミュニケーション不足が挙げられます。
もし心当たりがあれば、少しずつ改善してみましょう。BJJは「相手とともに成長する」スポーツです。
スパーリングを楽しみながら、互いに高め合える関係を築いていきましょう!

