ブラジリアン柔術の帯システム完全ガイド|白帯から黒帯までの昇格条件と期間
25.04.10

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ブラジリアン柔術(BJJ)の帯システムは、初心者から上級者への成長を示す重要な指標です。
今回は、各帯の意味、昇帯の基準、どのくらいの期間がかかるのかを詳しく解説します!

1. 柔術の帯の種類と順番
BJJの帯の色は、白帯から黒帯へと進むにつれて技術と経験を示します。以下が一般的な帯の順番です。
帯の色 | 主な特徴 | 平均柔術歴 |
白帯(White Belt) | 初心者、基礎を学ぶ段階 | 数か月~2年 |
青帯(Blue Belt) | 基本的なスイープやサブミッションを習得 | 1~3年 |
紫帯(Purple Belt) | 高度な技術や戦略を身につける | 3~5年 |
茶帯(Brown Belt) | 黒帯目前の仕上げ段階 | 5~7年 |
黒帯(Black Belt) | 柔術の熟練者。指導も可能 | 7~10年以上 |
2. 各帯の詳細と昇帯基準
白帯(初心者)
• 柔術の基本ルールやエスケープ、ポジショニングを学ぶ。
• 最初は「生き延びる」ことが重要。ディフェンスの基礎を身につける。
• 早い人は1年ほどで青帯へ昇格。
青帯(基礎技術の習得)
• 基本技を一通り理解し、実戦で使えるレベルになる。
• スイープ、パスガード、サブミッションを使いこなす。
• 柔術をやめる人が最も多い帯でもある(「青帯ブルース」と呼ばれる)。
• 昇格には試合経験や指導者の判断が必要なことも。
紫帯(柔術が本当に楽しくなる)
• 柔術の理解が深まり、自分のスタイルが確立されてくる。
• 他の帯の人に指導する機会が増える。
• ガードやパスの展開がスムーズになり、試合でも安定した成績を残すことが求められる。
茶帯(黒帯目前の仕上げ)
• 技の精度が高まり、試合でも高いレベルで戦えるようになる。
• 柔術の理論を理解し、技の組み立てができる。
• 黒帯になるためには、指導能力も求められることが多い。
黒帯(柔術家としての完成形)
• 技術、戦略、指導力のすべてを兼ね備える。
• 取得まで10年以上かかることも珍しくない。
• さらに経験を積むことで段位(1段〜10段)が与えられる。
3. 昇帯の条件とは?
帯の昇格は、基本的に指導者(インストラクター)の判断によります。昇帯に影響する要素は以下の通り:
• 技術レベル(基本技の理解度、スパーリングでの応用力)
• 試合成績(公式大会での結果)
• 練習頻度(どれだけの時間を道場で費やしたか)
• 指導力・貢献度(後輩の指導や道場への貢献)
• 精神的成長(単に強いだけでなく、礼儀や態度も重要視される)
4. 黒帯の先にあるもの
黒帯を取得すると、さらに段位(1段〜10段)が与えられます。
一般的に、1段ごとに最低3年の修業が必要となります。
• 赤黒帯(7段):
黒帯を超えたマスター級。柔術の練度、理解度の他に柔術界への影響力・貢献度等も指標とされる。
• 赤帯(9〜10段):
柔術の創始者レベル。ほとんどの赤帯保持者は、ホリオン・グレイシーなどの伝説的存在。
5. まとめ:帯の色はゴールではなく通過点
柔術の帯は「技術の証明」ですが、帯の色が上がること自体が目的ではありません。
大切なのは、柔術を楽しみながら長く続けることです!
✅ 帯の色にこだわりすぎず、自分のペースで成長しよう!
✅ 昇帯は結果であり、柔術を続けていれば必ず道が開ける!
あなたの柔術ライフをより楽しく、充実したものにするために、今日も練習を頑張りましょう!

