ブラジリアン柔術の最強サブミッション技5選|一生使えるシンプルな関節技を解説
25.04.12

※本記事にはプロモーション広告が含まれる場合がございます。
ブラジリアン柔術(BJJ)において、サブミッション技は試合の勝敗を決める最重要ポイントの一つだ。
技術が進化し、新しいムーブや変則技が次々に生まれる中でも、基本的なサブミッション技は時代を超えて効果を発揮する。
今回は、一生使えるシンプルかつ最強のサブミッション技5つを紹介する。
どれも基本的な技だが、実戦でも極まりやすく、黒帯になっても使い続けられる技ばかりだ。

1. 腕十字(アームバー)
BJJの代名詞ともいえる関節技。
相手の腕を伸ばし、肘関節を極めることでタップを奪う。
マウント、ガード、サイドコントロール、バックなど多くのポジションから狙える万能技だ。
ポイント:
• 相手の腕を自分の体に密着させ、肘を正確にコントロールする。
• 膝を締めて相手に隙を与えない。
• 親指を上に向けさせ、テコの原理で関節を極める。
シンプルでありながら、トップからでもボトムからでも狙える強力な技だ。
2. キムラロック
肩関節を極めるサブミッションで、相手の腕を90度に曲げ、自分の腕と絡めることで強力な圧力を加える。
クローズドガード、サイドコントロール、ハーフガードなど、さまざまなポジションから仕掛けられるのが強みだ。
ポイント:
• 相手の手首をしっかり掴み、自分の絡めた腕を抜けないようにする。
• 体全体を使って相手の肩をねじることで強いプレッシャーをかける。
• スイープやバックテイクにも移行できるため、極まらなくても攻め続けられる。
グリップが強い相手にも通用し、コントロール技術が向上するため、一生使える技の一つだ。
3. アキレス腱固め
シンプルかつ実戦的な足関節技。
相手の足首を自分の前腕で固定し、体重をかけながらアキレス腱を圧迫する。
特にノーギの試合や道着ありでもレッグロックを許可されているルールでは有効だ。
ポイント:
• 相手の足先を自分の脇でしっかりホールドする。
• 足を深くフックし、相手の膝をコントロールすることで逃げにくくする。
• 身体全体を栓抜きのように使い、体幹を使って前腕でアキレス腱を圧迫するように力を加える。
足関節技の中では最もシンプルで、白帯の段階から使える技なので、磨いておくべきだ。
4. 裸絞め(リアネイキッドチョーク)
BJJの最強サブミッションの一つ。
相手の背後を取ることで仕掛けられ、最も確実にフィニッシュできる技の一つだ。
背後を制した時点で、勝率が大幅に上がるのもこの技の強みだ。
ポイント:
• 相手の首を深く巻き込み、腕をしっかり固定する。
• 肘を締めて圧をかけることで、素早く極める。
• 片腕だけではなく、もう片方の腕で補助することで相手の抵抗を防ぐ。
バックポジションを取る技術が重要になるが、しっかり組み合わせることで試合での勝率を大幅に向上させられる。
5. 三角絞め(トライアングルチョーク)
ガードから仕掛ける絞め技の代表格。
相手の首と片腕を自分の足で挟み込み、血流を遮断することでタップを奪う。
ガードからのフィニッシュ力を高めるためにも、必ず習得しておきたい技だ。
ポイント:
• 相手の片腕をしっかりコントロールし、もう片方の腕を自分の足で巻き込む。
• 膝を締めることで強力な圧力をかける。
• 体の角度を調整し、より効果的な絞めを作る。
トライアングルチョークは、スイープやアームバーとの連携がしやすく、相手のディフェンスを崩す手段としても優秀だ。
まとめ:基礎こそ全て
今回紹介した5つの技は、どれもシンプルでありながら実戦で極めやすく、一生使えるサブミッションばかりだ。
• 腕十字: あらゆるポジションから狙える基本技
• キムラロック: コントロールとスイープにも繋がる肩関節技
• アキレス腱固め: シンプルながら強力な足関節技
• ネイキッドチョーク: バックポジションからの最強フィニッシュ
• 三角絞め: ガードからの攻め手を増やす必須技
BJJは年齢を重ねても続けられる格闘技であり、基本技の精度を高めることで長く活躍できる。
まずはこれらの技を磨き込み、どんな状況でも冷静に極められるように練習していこう!

