【BJJ】ハードな練習のあと、疲れてるはずなのに全然寝つけない現象とその対策
25.04.21

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「明日、会社や学校があるから寝ないとヤバいのに全然寝れない…。」
柔術のハードなスパーを何本もこなして、汗だくになって帰宅したはずなのに、ベッドに入ると目が冴えて寝れない。
──そんな経験、柔術家なら一度はあるのではないでしょうか。
今回は、「柔術で疲れているのに寝つけない理由」と「快眠するための対策」について解説します。

なぜ?疲れてるのに寝れない理由
1. 交感神経が興奮している
柔術はフィジカルだけでなく、緊張感や集中力も必要とされるスポーツ。
練習中、体は「戦闘モード」=交感神経が優位な状態になります。
練習後もこのモードがしばらく続くと、体は「休息モード(副交感神経)」に切り替わらず、その結果、眠りに入りにくくなります。
2. 練習後の食事やシャワーで体温が上がる
練習後すぐに温かい食事やシャワーを浴びると、体温が上昇して覚醒状態になります。
通常、深部体温が下がるタイミングで眠気がくるのですが、これが妨げられている可能性があります。
3. 頭が冴えている(脳のオーバースティミュレーション)
技の復習、スパーの反省、「あの時こうすれば…」なんて考えてると、脳が活性化してしまい、結果的に眠気が吹き飛ぶことがあります。
柔術後にしっかり寝るための対策
1. クールダウン&深呼吸を取り入れる
練習後、軽いストレッチや呼吸法を取り入れることで、交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズになります。
おすすめは「4秒吸って、7秒止めて、8秒吐く」呼吸法(4-7-8ブリージング)。
2. シャワーはぬるめ&就寝1時間前までに済ませる
熱いシャワーは覚醒を促してしまうため、ぬるめ(37〜39度)で短時間に済ませましょう。
また、就寝の1〜2時間前には入浴を終えるのが理想的です。
3. カフェイン&スマホはNG
練習後につい飲みたくなるエナジードリンクやコーラ、家に帰って動画やSNSをチェックするのも要注意。
カフェインやブルーライトは眠気を妨げる大敵です。
夜は白湯やカモミールティーなどリラックス効果のある飲み物を。
4. 寝る前に“頭の中”を整理する
柔術で考えすぎてしまう人は、紙に今日の反省や気づきを書き出すのがおすすめ。
脳内の「モヤモヤ・考え事」を一度“紙に出力してみる”ことで、思考のループを止められます。
5. 軽いマインドフルネス・瞑想もアリ
柔術と相性の良い「マインドフルネス瞑想」を、5分だけでも寝る前に試してみるのも手。
頭と体の“緊張”を一度リセットすることで、自然な眠気を促します。
まとめ:柔術後の快眠は「切り替えスイッチ」がカギ
疲れているのに寝れないのは、「戦闘モードから休息モードへの切り替え」ができていないだけ。
少しの工夫でグッスリ眠れるようになります。
明日のパフォーマンスは、今夜の睡眠で決まります。
柔術を長く楽しむためにも、練習後の「リカバリー習慣」も大切にしていきましょう!

