ブルース・リーの名言「考えるな、感じろ」はブラジリアン柔術にも当てはまるのか?

25.05.01

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武道界の伝説、ブルース・リーが遺した「考えるな、感じろ(Don’t think, feel)」という言葉。

彼の哲学は多くの格闘家に影響を与え続けていますが、この言葉は果たして現代のブラジリアン柔術にも当てはまるのでしょうか?

本記事では、この名言の背景とブラジリアン柔術との共通点を掘り下げていきます。

ブルース・リーの哲学と「考えるな、感じろ」の意味

ブルース・リーの名言「考えるな、感じろ」は、1973年の映画『燃えよドラゴン』の中で語られたセリフとして知られています。

直訳すれば「頭で考えるな、体で感じろ」。

これは単なる精神論ではなく、反射的かつ直感的な動きを重視する戦闘哲学の核心を突く言葉です。

彼の格闘理論「截拳道(ジークンドー)」は、既存の型や流派にとらわれず、瞬間的な判断と身体感覚を重視する合理的なスタイル。つまり、状況に応じて即応する“感覚”が何よりも重要なのです。

ブラジリアン柔術における“感じる力”とは

ブラジリアン柔術(BJJ)は、相手の力を利用し、技術で制する格闘技。

ここで重要なのは「感覚の鋭さ」です。たとえば、パスガードを狙っているとき、相手が少し体重を移動させただけでその意図を“感じ取れる”かどうかで、技の成否が分かれます。

もちろん、初心者の段階では「このときはこう動く」といった理論を頭で学ぶことが大切です。

しかし、上達していくにつれ、相手の動きに対していちいち考えるのではなく、身体が勝手に反応する「無意識の判断」が求められます。

実践的な場面で感じる力が生きる瞬間

たとえば、スパーリング中に相手がクロスフェイスを狙ってきたとします。

経験者であれば、顔への圧や手の動きから、その一瞬前に何が起きるか“感じ取れる”。

この“気づき”が早ければ早いほど、カウンターや回避が成功しやすくなります。

また、ガードの攻防でも、相手の重心の変化を微細に感じ取り、それに応じてスイープのタイミングを合わせる感覚は、まさに“考えるより感じろ”の世界です。

結論――柔術こそ「感じろ」

ブルース・リーが重視した「型にはまらない直感の動き」は、まさにブラジリアン柔術の神髄と通じるものがあります。

柔術においても、考えすぎてワンテンポ遅れた動きは、致命的な結果を招くことがあります。

考えることは大事。

でも、考える“前”に反応できる身体と感覚を養うことが、真の意味での上達につながるのです。

まとめ

「考えるな、感じろ」という言葉は、決して直感だけに頼れという意味ではありません。

むしろ、反復練習によって身体に叩き込まれた技術が、無意識のレベルで発動することの重要性を説いているのです。

ブラジリアン柔術という“生きた技術”において、ブルース・リーの言葉は今もなお響き続けています。


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