【BJJ】受け身やマット運動、やってますか?必要性とメリットを解説

25.05.03

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受け身やマット運動、どれくらいやっているか

ブラジリアン柔術の練習では、テクニックの打ち込みやスパーリングに多くの時間が割かれている。

一方で、「受け身」や「マット運動」に積極的に取り組む人は、道場によって差がある。

紫帯以上の上級者でも、受け身や体操系の動きが苦手というケースは決して珍しくない。

受け身やマット運動は、一見するとスパーリングや試合の直接的な勝敗には関係なさそうに思える。

だが、実際には柔術を長く安全に続けていく上で、欠かせない基礎要素とされている。

柔術は寝技だけじゃない

たしかにブラジリアン柔術は、グラウンドの攻防を中心とした競技だ。

しかし、常に寝た状態から始まるわけではない。

試合では立ち技からスタートするし、スパーリングでもテイクダウンや引き込みのタイミングで立った状態の攻防になることがある。

こうした立ち技の局面で投げられたとき、正しい受け身が取れないと、肩や手首、頭部にダメージを受けやすくなる。

マットに強く叩きつけられたときに、体全体で衝撃を受け流せるかどうかは、普段の受け身練習にかかっている。

マット運動は「できる動き」を増やす

マット運動は単なる準備運動ではなく、柔術に必要な体の使い方を習得するためのもの。

前転・後転・エビ・ブリッジといった基本動作は、さまざまなポジション移動やエスケープの基礎になる。

たとえば、ベリンボロやトルネードガードのような動きは、基本的な前転・回転動作がスムーズにできるかどうかで習得の難易度が変わってくる。

派手な技に見える動きも、その土台は地味なマット運動の積み重ねで成り立っている。

ケガを防ぎ、上達を助ける

受け身やマット運動を定期的に行っていると、急な方向転換やバランスを崩したときの対応力が自然と身につく。

これはスパーリング中の怪我防止につながるだけでなく、練習密度を高めることにもつながる。

また、マット運動を通じて身につくのは筋力や柔軟性だけではない。

空間把握や重心移動の感覚、自分の体が今どこにあるかという「身体認識能力」も養われる。

こうした能力は、テクニックの習得速度にも影響する。

無理なく続けるには

いきなり10分間のマット運動を毎日やるのは難しいが、ウォーミングアップの中で1〜2分取り入れるだけでも効果はある。

少しずつ継続することで、苦手意識が薄れていく。

また、受け身やマット運動を「柔術の一部」として日常の練習に自然に組み込むことができれば、無理なく習慣化できる。

まとめ

ブラジリアン柔術では、スパーやテクニックの練習が注目されがちだが、受け身やマット運動といった基礎動作もまた重要な要素となる。

立ち技の展開では受け身が怪我を防ぎ、マット運動は動きの幅を広げてくれる。

派手さはないが、確実に柔術の質を底上げする要素として、受け身やマット運動に取り組む意義は大きい。安全に、そして長く柔術を楽しむためにも、こうした基礎を見直してみる価値はあるだろう。


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