【BJJ】昇帯って何?どんな時になるの?昇帯のパターンを解説

25.05.05

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ブラジリアン柔術(BJJ)には帯制度があります。

白・青・紫・茶・黒と進んでいくこの帯の色は、単なる「色」ではありません。

努力の証であり、経験と実力の象徴でもあります。

柔術を始めたばかりの人にとって、「いつ昇帯するの?」「どうしたら帯が変わるの?」というのは大きな関心ごとでしょう。

今回は、BJJの昇帯とは何か、その仕組みと、どんなパターンがあるのかを詳しく解説していきます。

昇帯とは?

昇帯とは、練習者が今の帯色から一つ上の帯に進むことを意味します。

帯の色にはランクがあり、一般的な順番は以下の通りです:

• 白帯(初心者)

• 青帯(基礎技術の習得)

• 紫帯(中級者〜上級者)

• 茶帯(上級者)

• 黒帯(指導者レベル)

※16歳未満のキッズ帯には別のカラーパターンが存在しますが、ここでは大人の昇帯について扱います。

昇帯の判断基準

昇帯の基準は明確な「試験」があるわけではなく、所属アカデミーや師範の判断によるところが大きいです。

しかし、主に以下のような要素が昇帯の判断材料になります。

1. 技術力と理解力

柔術の技は複雑で多彩。

技術をただ「知っている」だけでなく、適切なタイミングで使えるか、理論的に理解しているかが重視されます。

紫帯以上では、戦術的な視野や体系的な知識も求められるでしょう。

2. 練習頻度と継続年数

ブラジリアン柔術は「継続が力」と言われる世界。

週1の練習では昇帯までに数年かかることもありますが、週4~5で通う人はその分早く上達します。

青帯までは1〜2年、紫帯まではさらに2〜3年といった目安がありますが、あくまで参考程度です。

3. 実戦経験(スパーリングや試合)

スパーリングでの実力、対人対応力、そして試合での結果も昇帯には関係します。

とくに試合志向の道場では、大会での成績が帯に直結することも。

とはいえ、試合に出ずとも日常の練習で安定して強さを発揮できていれば、昇帯の対象になるケースも多いです。

4. 人間性と道場内での貢献

昇帯は「実力」だけではありません。

帯が上がるほど、後輩の指導や道場の雰囲気作りといった役割が期待されるようになります。

礼儀や謙虚さ、周囲への気配りなども、昇帯の一因となります。

昇帯のパターンとタイミング

昇帯には明確な「正解」はありませんが、よくあるパターンを紹介します。

パターン1:定期的な昇帯イベント

多くの道場では、年に1〜2回の「昇帯式」があり、そのタイミングで帯の授与が行われます。

道場によっては「帯叩き」というセレモニーがあることも。

目標を持って取り組みやすく、モチベーション維持にもつながります。

パターン2:ストライプ(帯の端の線)による進捗

帯の端に付けられるストライプは、技術の進捗を表します。

1本ずつ増えていくことで、師範がどれだけ成長を見ているかが分かりやすく、練習生にも励みになります。

ただし、ストライプの数が満了していなくても昇帯することはあるため、あくまで目安です。

パターン3:突然の昇帯

何気ない日常練習の中で、師範が「〇〇さん、今日から青帯です」と帯を差し出す瞬間もあります。

こうした「不意打ち」な昇帯は、日々の積み重ねがしっかりと見られていた証拠。

実力と人柄を認められたからこその、粋な演出とも言えるでしょう。

パターン4:大会の表彰台の上で昇帯

近年増えてきた印象的なシーンが、「大会の表彰台の上での昇帯」です。

大きな大会、特に全日本選手権や国際大会などで、優勝や好成績を収めた直後に師範がその場で新しい帯を巻くという、まさに“最高の瞬間”。

観客の前で帯を巻かれるその光景は、まるでヒーロー映画のクライマックスのよう。

この形の昇帯は、その帯で戦うべき相手にすでに勝てるレベルに達していることの証明でもあります。

また、試合に人生をかけてきた選手にとっては、努力の集大成として最高のご褒美となるでしょう。

昇帯の意味と心構え

昇帯はゴールではなく、新しいチャレンジの始まりです。

帯が上がることで周囲の期待も高まり、「その帯にふさわしい実力と振る舞い」を求められるようになります。

昇帯後にスランプを経験する人も多いですが、それも含めて柔術の醍醐味。

自分の弱さと向き合いながら、帯に追いつこうと努力する中で、本当の成長が訪れます。

まとめ

ブラジリアン柔術における昇帯は、単なる「色の変化」ではなく、練習者としての成熟と信頼の証。

技術、継続、実戦力、そして人間性という多角的な視点で判断され、師範との信頼関係の中で与えられるものです。

昇帯の瞬間は人それぞれ。

ある人は道場の昇帯式で、ある人はサプライズで、またある人は試合の表彰台の上で。

それぞれのドラマがそこにはあります。

帯に縛られすぎる必要はありませんが、自分の努力が認められるというのは、やはり嬉しいもの。

毎日の練習を大切にし、「昨日の自分より強くなる」ことを意識していれば、昇帯は自然とついてきます。


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