【BJJ】タップしまくり!やられて覚える練習法とは?
25.05.07

※本記事にはプロモーション広告が含まれる場合がございます。
柔術の試合で一番怖いのは、自分の知らないテクニックにハマってしまうこと。
でも、そんな「やられた経験」こそが、あなたを強くする一番の近道かもしれません。
今回は、練習中に“あえてタップする”ことで成長する「やられて覚える練習法」について解説します。

なぜ「タップする練習」が必要なのか?
柔術の試合やスパーリングで困るのは、見たことのない技を突然くらってしまうこと。
どんなに体力やスキルがあっても、知らない動きには対応が遅れてしまい、なすすべなくタップすることもあります。
この「対応できなかった」原因の多くは、事前にその技に触れていないことにあります。
つまり、知らない技には、やられてみないと気づけない弱点が隠れているのです。
あえて「やらせてみる」練習スタイルのすすめ
様々なスタイルとスパーリングする
道場には、パワー系、技巧派、トリッキーなガード使いなど、いろんなタイプの選手がいます。
普段の練習では、自分の得意パターンに持ち込むのも大事ですが、たまには「相手に好きにやらせてみる」ことも重要です。
やられて覚えると、反応が早くなる
一度やられた技は、身体が自然に覚えます。
次に同じ展開になった時には、ほんのわずかな重心移動や手足の動きで「来るな」と察知できるようになります。
経験を積めば積むほど、未然に防ぐ力が磨かれていくのです。
練習中のタップは恥じゃない、経験値だ!
「何度もタップしてると恥ずかしい」――そう思っている人は多いかもしれません。
でも、上達している人は皆、たくさんタップして、やられて、学んできた人たちです。
練習中のタップは、言い換えれば「データ収集」。
どこで崩されたか、どこが甘かったかをフィードバックとして受け止めれば、タップは成長のきっかけになります。
知らない技をくらったら、素直に聞いてみよう
見たことのない技にやられた時、「なんだあれ?」で終わらせてはもったいない!
練習仲間なのだから、素直に聞いてしまいましょう。
「さっきの技、何て名前?」「どこを狙ってたの?」と聞けば、多くの人は快く教えてくれます。
同じ道場で切磋琢磨しているのですから、ライバルであり、共に強くなる仲間でもあります。
テクニックの名前さえわかれば、答えにアクセスできる
技の名前さえ分かれば、あとは自分で調べることができます。
現代はネット時代。
YouTubeやInstagram、柔術系ブログには無数のテクニック解説がアップされています。
たとえば、
• 「ベリンボロ 防ぎ方」
• 「ワームガード 対策」
• 「デラヒーバ カウンター」
といったキーワードで検索すれば、すぐに動画や記事が見つかります。
やられて→聞いて→調べる
この学習ルートを回すことで、知らない技はすぐに「対応できる技」に変わっていきます。
タップの数=達人への道のり
黒帯や上級者は、「天才」だから強いわけではありません。
彼らは、誰よりも多くタップして、やられて、学んできた人たちです。
失敗を受け入れ、そこから学びを得る。
その繰り返しが、「読める力」や「耐性」を育て、対応力となっていきます。
あなたも、勇気を出して“やられる選択”をしてみてください。
そのタップが、未来のあなたを必ず強くしてくれます。
まとめ:タップを恐れるな、経験値を稼げ!
• 練習中のタップは恥じゃない、成長の証
• あえてやらせてみる練習で、対応力が身につく
• やられた技は素直に聞いて、すぐ調べて復習する
• 技の名前を知れば、ネットで正解にアクセスできる
• タップの数だけ、あなたの柔術は強くなる!

