マススパーで安全に格闘技を楽しもう!意識するべきポイントを紹介

25.05.09

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はじめに

格闘技の練習で頻繁に取り入れられている「マススパーリング(通称:マススパー)」。

これは、実戦形式に近い動きを取り入れつつも、相手にダメージを与えずに技術やタイミングを磨く練習法です。

初心者から上級者まで幅広く活用されているマススパーですが、感情的なやり取りや強度の誤りによって、思わぬケガやトラブルに発展することも。

この記事では、マススパーをより安全かつ効果的に行うために、意識しておくべきポイントを詳しく紹介します。

マススパーとは?目的を再確認しよう

勝敗を競うものではない

マススパーは「試合のようで試合ではない」練習です。

技術や距離感、タイミングといった要素を実戦に近い形で磨くのが目的であり、勝ち負けをつけるものではありません。

力を抜いた状態で、いかに精度の高い動きを出せるかが問われる場です。

学びに集中するための時間

攻撃が当たらなかったり、相手の攻撃を受けてしまったときでも、感情的になるのではなく「なぜそうなったのか」を冷静に分析する姿勢が重要です。

反射的な反撃は不要であり、むしろ冷静な観察力こそが上達への近道です。

マススパーでよくあるミスと注意点

「やられたらやり返す」感情の暴走

攻撃を受けると、反撃したくなる気持ちは誰しも抱きます。

しかし、感情に任せた反撃は練習の質を下げるだけでなく、実戦でも同様のミスを引き起こしかねません。

とくに、連続して攻撃をもらった際の「意地の反撃」は、試合中の冷静な判断を失う危険な癖になります。

強度のエスカレートに注意

相手の攻撃を無視して強引に反撃すると、徐々に双方の強度が上がっていきます。

この「ヒートアップ」は、マススパーの安全性を損なう最大の要因。

お互いに安全を最優先し、強度が上がらないようコントロールする意識が必要です。

安全なマススパーを実現する技術と工夫

寸止めの技術を磨く

拳を握らず、攻撃を当てる直前で止める「寸止め」は、安全なマススパーを成立させる上で重要なテクニックです。

軽く触れるだけ、もしくはギリギリで止めることで、スピード感や精度を保ちながら、相手に怪我をさせるリスクを回避できます。

力を抜くという上級技

攻撃は「強く打つ」ことが目的ではありません。

むしろ、いかに力を抜いて柔らかく打てるかが、上級者への第一歩。

相手の動きに応じてコントロールすることで、反応速度やディフェンス技術も高めることができます。

寸止めがもたらす意外な効果

心の余裕とディフェンス力の向上

寸止めの練習は、単なる安全策にとどまりません。

攻撃を素早く引く癖をつけることで、次の動作への移行がスムーズになります。

また、寸止めには「相手をコントロールする」という意識が伴うため、結果として防御意識も高まり、ディフェンス力の向上にもつながります。

試合に役立つ距離感の習得

寸止めを成功させるには、相手との絶妙な間合いを把握している必要があります。

この距離感は、実戦におけるカウンターやフェイントの精度に直結します。

見えない「空間」を読む能力は、寸止めの中でこそ養われるのです。

まとめ:相手と自分、両方を尊重するマススパーを

マススパーは、格闘技の基礎であり、上達への土台です。

ただし、その質を保つには、相手を尊重し、冷静に技術を磨く姿勢が欠かせません。

「当てない」「熱くならない」「反撃より観察」という意識を持ち続けることで、安全かつ成長を実感できる練習になります。

寸止めや強度コントロールといったテクニックを大切にしながら、これからも安全で充実したマススパーを楽しんでいきましょう。


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