ブラジリアン柔術の継続力を養うための5つのヒント
25.05.16

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ブラジリアン柔術は、始めるよりも「続けること」が難しい格闘技です。
技術の習得には時間がかかり、なかなか勝てない日々が続くこともあるでしょう。
さらに、仕事や家庭との両立、怪我、モチベーションの低下など、柔術を続ける道には多くの壁があります。
それでも、地道に道場に通い続けた人たちは口を揃えて言います。
「続けるだけで強くなれる」と。
この記事では、ブラジリアン柔術を長く楽しみ、継続していくためのヒントを5つの視点からお届けします。

1. 「とりあえず道場に行く」が最強の行動
柔術を始めたばかりの頃は、うまく動けず、スパーリングで何もできず、心が折れそうになることもあります。でも、その状態は誰もが通ってきた道。
大切なのは、「技ができるかどうか」よりも、まず練習に行く習慣を作ることです。
考える前に道着をバッグに詰め、道場に足を運ぶ。
それだけで、もう一歩前進です。技術は、通っているうちに必ず身についていきます。
2. 目標は「黒帯」だけじゃなくていい
黒帯を目指すことは素晴らしいですが、そこまでの道のりは長く、途中で息切れする人も少なくありません。
大切なのは、「黒帯」以外にも自分なりの小さなゴールを持つことです。
たとえば、
• 健康を維持したい
• 汗をかいてストレスを発散したい
• 新しい仲間と出会いたい
• カッコいい道着を着たい
こんな理由だって、立派な動機です。
人と比べず、自分の楽しさを軸にすれば、継続する力になります。
3. 「負けること」に慣れると柔術が楽しくなる
柔術では、誰でも負けます。むしろ、負けることが成長のチャンスなのです。
スパーリングで極められても、「何をされたのか」「どう対応すべきだったか」を考えることで、毎回学びが得られます。
勝ち負けに一喜一憂せず、負けを「次につながる材料」として受け入れる姿勢が、長く続けるコツです。
練習後に少しだけ復習したり、気になった技をメモしておくことで、自然と自分のスタイルが育っていきます。
4. 柔術仲間とのつながりが、継続を後押しする
柔術は、ひとりではできないスポーツです。
だからこそ、道場の仲間との関係がとても大切になります。
一緒に練習したり、アドバイスをもらったり、たまには大会に出て刺激をもらったり。
そうした関わりの中で、柔術が「単なる運動」から「ライフスタイル」へと変わっていきます。
仲間と話す時間や、ちょっとした雑談が心の支えになることも。
継続の裏には、必ず“人とのつながり”があります。
5. 他人と比べず、昨日の自分と比べよう
同じ帯の人に技術で差をつけられたり、自分より後に始めた人が活躍していると、焦ることもあるかもしれません。
でも、柔術はマイペースに楽しんでこそ意味があるものです。
比較する相手は、昨日の自分だけでいい。
1週間前はかからなかったパスガードが少し通るようになった。
苦手だった体勢から脱出できた。それだけで十分な成長です。
柔術は続けるほど深くなります。
変化はゆっくりかもしれませんが、積み重ねた時間は確実に力になります。
おわりに:続けた人にしか見えない景色がある
ブラジリアン柔術と継続。この2つは切っても切り離せない関係です。
上手くいかない日も、体が重い日もあるでしょう。
でも、そんな日も道場のマットに立てば、リセットできる。
技が一つ増えれば、自信になる。仲間の笑顔に救われることもあります。
強くなる人とは、才能のある人ではなく、続けられる人です。
あなたのペースで、あなたの柔術を、これからも続けていきましょう。

