Dante Leonが語る「柔術の最高の基礎はギ(Gi)で作られる」|ノーギ時代でもギ柔術が重要な理由
26.07.14
※本記事にはプロモーション広告が含まれる場合がございます。

世界トップクラスのノーギファイターとして活躍する**Dante Leon**は、「柔術を本当に上達したいなら、まずはギ(道着)を着て学ぶべきだ」という考えを改めて語りました。
現在ではADCCでベスト4入りを果たし、世界各地のノーギ大会で数々のタイトルを獲得しているレオンですが、その土台となったのは幼少期から続けてきたギ柔術でした。
「昔はノーギはおまけだった」
レオンが柔術を始めた2000年代半ば、多くの道場では練習のほとんどがギクラスでした。
彼は当時をこう振り返ります。
「毎日、あるいは毎週ほとんどがギの練習で、ノーギは金曜か土曜に1回ある程度でした。
しかもジムで一番人数が少ないクラスでした。」
現在ではノーギ人気が世界的に高まっていますが、当時はあくまで補助的な存在だったといいます。
「柔術が上手くなる一番の方法はギから始めること」
レオンは現在もその考えを変えていません。
「今でも柔術が上手くなる最高の方法は、ギから始めることだと思っています。
そして、ギが強い選手こそノーギでも強い選手になると思っています。」
これはノーギを否定しているわけではありません。
実際、レオン自身は現在ノーギをメインに戦い、世界最高峰の大会で活躍しています。
それでも「上達の土台」という意味では、ギ柔術が最も優れていると考えているのです。
ギで培った技術がノーギでも武器になった
レオンはIBJJFを中心にキャリアを積み、
・パン選手権ジュブナイル青帯優勝
・IBJJFノーギ世界選手権で2年連続3位
・2019年ノーギ世界王者
など数々の実績を残しています。
こうした成果の背景には、ギで身につけた
・グリップワーク
・正しい姿勢(ストラクチャー)
・ポジショニング
・技術の正確さ
が大きく影響していると語っています。
その後サブミッショングラップリングへ本格的に転向しても、この基礎はそのまま武器になりました。
ノーギ専門選手にも当てはまる
レオンは、ノーギだけを練習している選手についても興味深い見解を示しました。
「ノーギ専門の選手でも、実はギがかなり上手い人が多いんです。世界王者とは言わないけれど、もし同じくらい本気でギに取り組めば、ノーギで到達したレベルにかなり近いところまで行けると思います。」
つまり、トップレベルのノーギ選手の多くは、ギでも十分通用する技術を持っているという考えです。
ノーギが好きでも「基礎作り」は別
レオン自身はノーギが好きだと認めています。
世界中を転戦し、大会で賞金を争う現在の競技シーンは、自分が理想としていた「プロファイター」の姿に近いとも語っています。
しかし、
「好きな競技形式」と「上達に最適な練習方法」は別問題
だと強調しています。
ノーギだけでは身につきにくいもの
近年はノーギ人気の高まりから、最初からギを着ずにサブミッショングラップリングだけを始める選手も増えています。
しかしレオンは、その選択には限界がある可能性を指摘します。
ギでは、
・グリップファイト
・ポジションコントロール
・姿勢の維持
・技術の細かな精度
が自然と鍛えられます。
こうした基礎力は、ノーギだけでは同じレベルまで身につけることは難しいというのがレオンの考えです。
まとめ
ノーギ競技が世界中で人気を集める現在でも、ダンテ・レオンは「柔術が本当に上達したいなら、まずはギから学ぶべき」という考えを変えていません。
世界トップクラスのノーギ選手だからこそ語れるこの言葉には、大きな説得力があります。
ノーギを目標にしている選手であっても、ギで培うグリップワークやポジショニング、技術の精度は、将来的に大きな武器になるでしょう。
「ノーギを極めたいからこそ、まずはギを学ぶ。」
レオンのメッセージは、これから柔術を始める人や競技レベルをさらに高めたい選手にとって、重要なヒントとなりそうです。
元記事:Dante Leon: Gi Is The Best Foundation For Developing High-level Jiu-Jitsu
Claudio Martin July 9, 2026

