【BJJ】まずは練習に来ることが第一|初心者は「質より量」が大事な理由
25.04.20

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ブラジリアン柔術を始めたばかりの人にとって、いきなり「練習の質を高めよう」と言われても、正直難しいですよね。
技の名前も動きもよく分からない。
スパーリングでは何をしていいのかも分からない。
そんな状態で「質を意識しろ」と言われても、混乱してしまうのが当然です。
だからこそ、柔術初心者に一番伝えたいのはこの言葉です。
「まずは練習に来ること」

なぜ「練習に来ること」が柔術初心者にとって重要なのか?
柔術は理屈だけでは強くなれません。
自分の身体を使って、何度も技を繰り返し、スパーリングで試し、失敗しながら覚えていく格闘技です。
最初のうちは何が成功で何が失敗かもわからない。
でも、数をこなす中で少しずつ感覚が磨かれていきます。
練習に来なければ「気づき」も生まれない
練習の質を高めるためには「自分の課題に気づく力」が必要です。
でも、それは練習しなければ絶対に見えてきません。
• なぜ自分はパスされてしまうのか?
• どうして技がかからないのか?
• 上手な相手と何が違うのか?
これらは、スパーリングを通して初めて「体感」できることです。
初心者が最初から質を高めようとするのではなく、まずは経験の母数を増やすことが大切です。
初心者にありがちな勘違い:「頭で理解すれば技が使えるようになる」
最近はYouTubeや教則サイトで柔術技術の情報が手軽に手に入ります。
とても便利ですが、落とし穴もあります。
動画で技を見て「分かった気になる」こと。
実際にやってみると、全然うまくいかない…そんな経験はありませんか?
これは、「理解」と「実行」の間に大きなギャップがあるからです。
そのギャップを埋めるには、実際に動いてみること、失敗して修正することが何よりも大切です。
柔術初心者の理想的なステップ
初心者が柔術で強くなるための理想的な流れは、次のようなステップです。
ステップ①:まずは回数をこなす
• 週1回よりも週2回、可能なら週3回
• 1回の練習で1本でも多くスパーする
• 疲れてても道場に足を運ぶクセをつける
まずは「とにかく練習に来る」。この習慣がある人は、自然と強くなっていきます。
ステップ②:回数をこなす中で“わからないこと”が出てくる
何度も失敗する中で、「なぜ?」が生まれます。
この疑問が出てきた時が、柔術を深く学ぶチャンスです。
このタイミングで、先生に質問したり、教則動画で研究したりすると、理解が一気に深まります。
ステップ③:少しずつ「練習の質」を意識できるようになる
回数をこなす中で、技をかけるタイミングや力の使い方、相手の動きの予測など、「質」に関わる部分が見えてきます。
この段階までくると、自分のスタイルや得意技が見えてきて、練習がさらに楽しくなってきます。
「強くなる人」と「伸び悩む人」の違いはここにある
強くなる人は、最初から才能があったわけではありません。
最初は技も全然分からず、スパーでボコボコにされていた人たちです。
でも彼らが他の人と違ったのは、「とにかく道場に来続けたこと」。
最初から練習の質を追い求めるよりも、
「数をこなす」→「気づきが生まれる」→「質が上がる」
という順番を大切にしています。
逆に、伸び悩む人の多くは練習に来る回数が少なかったり、続けることができなかったりするケースが多いです。
まとめ|初心者が迷ったら、とにかく練習に来よう!
柔術初心者にとって、「練習の質を意識する」ことはまだ難しいかもしれません。
それよりも大事なのは、まず道場に足を運ぶこと。
そして、たくさん動き、たくさん失敗すること。
成長は、その繰り返しの中で生まれます。
だからこそ言いたい。
「とにかく練習に来い。話はそれからだ。」
これは厳しさではなく、あなたを本当に強くしたいからこそ伝えたいメッセージです。

