【BJJ】試合に減量って必要?減量のメリットと安全なやり方
25.04.23

※本記事にはプロモーション広告が含まれる場合がございます。
ブラジリアン柔術(BJJ)の試合に出場するうえで、階級に合わせた減量を考える方は少なくありません。
しかし「本当に減量は必要なのか?」「どうやって安全に体重を落とすのか?」といった疑問を抱く方も多いでしょう。
この記事では、BJJにおける減量のメリットと、安全な減量のやり方について詳しく解説します。

減量は本当に必要?目的を明確にしよう
BJJの大会ではほとんどの団体が階級制を採用しています。
同じ体重帯の選手同士が戦うことで、技術力や戦略の差が勝敗を左右します。
このため、少しでも有利に試合を運ぶために「1階級下げて出場したい」と考える選手も多く、減量は戦術の一部とも言えるのです。
ただし、すべての選手にとって減量が必要なわけではありません。
特に初心者や試合に慣れていない人にとっては、無理な減量がパフォーマンスの低下につながることもあります。
減量のメリットとは?
正しく減量すれば、以下のようなメリットがあります。
1. 体格差による有利な状況を作れる
同じテクニックレベルでも、体格差があるとテイクダウンやスイープ、パスなどで不利になりやすくなります。
自分の体格を活かせる階級に出ることで、より有利に試合を進められます。
2. 身体がシャープになり動きがキレる
無駄な脂肪を落とすことで、スピードやスタミナが向上しやすくなります。
減量は単に体重を落とすだけでなく、身体のコンディショニングにもつながります。
減量の落とし穴とリスク
一方で、急激な減量や極端な食事制限はリスクを伴います。
• 筋力やスタミナの低下
• 試合当日のコンディション不良
• 精神的なストレス
とくに水抜きなどの短期間減量は、柔術のような長時間の試合ではパフォーマンス低下に直結します。
安全に減量する5つの手順
減量を成功させる鍵は「計画的に」「健康を損なわずに」が基本です。
1. 試合の6〜8週間前から計画開始
焦らず、ゆっくりと体重を落とすことが重要です。1週間で0.5〜1kgが理想的。
2. 食事内容の見直し
高タンパク・低脂質な食事を意識し、加工食品や砂糖を避けるようにします。
カロリーの摂取は徐々に減らすようにしましょう。
3. 運動量をコントロール
柔術の練習に加えて、有酸素運動や筋トレを組み合わせて代謝を高めましょう。
オーバーワークには要注意。
4. 水分管理は慎重に
試合直前の水抜きはできるだけ避け、普段からしっかりと水分補給をしておくことが大切です。
5. 計量タイミングをチェック
ASJJFやJBJJFなど、団体によって計量タイミングが異なります。
試合直前計量の場合は、当日ベストな状態を維持することが最優先です。
まとめ:減量は“戦略”として使いこなすべし
BJJにおける減量は、正しく行えば大きなアドバンテージになります。
しかし、減量にとらわれすぎると、柔術本来の楽しさやパフォーマンスを損なうリスクもあります。
大切なのは、自分の目的やレベルに合った減量を選ぶこと。
無理のない範囲で、身体を整えて試合に臨むようにしましょう。
あなたの柔術ライフをより充実させるために、戦略的な体重コントロールを身につけよう!

