【BJJ】スパーリング中、よく壁や他の人にぶつかってしまうアナタへ
25.05.05

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~空間把握能力と「考えるスパーリング」の重要性~

はじめに:なぜあなたはぶつかってしまうのか?
ブラジリアン柔術(BJJ)のスパーリング中、「あ、また壁にぶつかった…」「他の人と接触してしまった…」という経験、ありませんか?
それは単なる偶然ではありません。
実は多くの場合、視野の狭さや空間把握能力の不足が原因です。
この記事では、そんな「ラフなスパーリング」から脱却し、よりスマートで実践的なスパーリングを実現するための考え方と方法を解説します。
視野が狭まるとスパーリングが荒くなる理由
スパーリング中、技の攻防に集中しすぎるあまり、視野が狭くなっていませんか?
目の前の技に没頭しすぎると、自分の位置、周囲の人の動き、マットの端との距離といった「空間の状況」が見えなくなります。
これはまるで、カーナビもミラーも見ずに運転しているようなもの。
事故(=接触)は当然起きます。
また、頭の中の「メモリ(情報処理能力)」が満杯になると、冷静さを失いやすくなり、ラフな動きにつながってしまいます。
結果、周囲の人にケガをさせたり、避けられるべき衝突が起きたりし、道場内の信頼関係にも悪影響を与えることになります。
「空間把握能力」を鍛えるメリットとは?
空間把握能力とは、「自分が今どこにいるのか」「どのくらいのスペースが残っているのか」「周囲に誰がいるのか」を把握する力です。
この能力を持つと、スパー中でも冷静さを保ち、無駄な接触や危険な状況を避けられるようになります。
具体的なメリット:
• 安全性の向上:周囲の人との接触を回避できる
• 柔術的成長:冷静に状況判断できるようになり、考えるスパーが可能に
• 道場での信頼UP:「一緒にスパーしたい相手」になれる
この能力は、技術以前に「柔術家としての姿勢」に直結します。
考えるスパー=実践的打ち込み
打ち込みも大切ですが、それ以上に効果的なのが「考えながらやるスパー」です。
ただのスパーではなく、「頭に空きメモリを残した状態」で行うスパーは、まるで実践的な打ち込みのような効果を発揮します。
考えるスパーのポイント:
• 常に「なぜこの技を使うのか」を自問する
• 技の選択肢を複数想定して動く
• スペースの使い方や相手の動きを予測しながら対応
これを習慣づけると、スパーの質が格段に向上し、同じ1本のスパーでも10倍の学びを得ることができます。
今日からできる空間把握トレーニング3選
1. 周囲チェックのクセをつける
スパー開始前、相手に向き合うと同時に一瞬周囲をチェック。
「壁までの距離」「他のペアとの位置関係」を確認しましょう。
2. 視野を広く保つ練習
普段の打ち込みでも、「相手の体全体」を見ながら動く意識を。
顔だけ、手だけを見ると視野が極端に狭くなります。
3. パス&ムーブ練習
狭いスペースを想定したパスやムーブ練習を行うことで、体が自然と空間を読むようになります。
おわりに:安全で知的なスパーを目指そう
強くなるためのスパーは、決して力任せでもガチャガチャでもありません。
「冷静さ」と「余白(メモリ)」を持ちながら行う知的なスパーこそ、真の上達への近道です。
そしてそれは、あなた自身だけでなく、道場全体の安全と成長を守る行為でもあります。
「ぶつからない柔術家」になること。
それは、技術よりも先に身につけるべきマインドセットなのかもしれません。

