【BJJ】白帯の皆さん、実力差がある相手とばかりスパーしてませんか?
25.05.06

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毎日ボコボコにされている白帯の皆さん。
「何もできなかった」「今日も潰されただけ」──そんな思いを抱えながらマットに立ち続けていませんか?
でも、それって本当に“実力がないから”でしょうか?
もしかすると、自分に合った相手とスパーするだけで、「自分はちゃんと成長していたんだ」と気づけるかもしれません。

圧倒されるばかりのスパーは成長を感じにくい
経験者とのスパーは勉強になる。だけど、毎回そればかりだと、自信をなくす要因にもなります。
技を出そうとする前に潰され、ガードを作る余裕すらない。練習したことを試す隙もない。
それでは、どれだけ技術が身についていても、“成長を実感する瞬間”は訪れにくいのです。
「競り合い」があなたの成長を引き出す
同じような練習歴の人、同じ帯色の仲間──そうした“ちょっと頑張れば勝てるかもしれない”相手とのスパーでは、展開が変わってきます。
攻めるタイミングを考えられたり、ポジションを奪い合ったり、技をかける余裕も生まれる。
競った末に決まった一本、守りきった場面、通じたパスガード──そのひとつひとつが「自分はちゃんと柔術をしているんだ」という実感になります。
練習は無駄じゃなかったと気づける瞬間
やってきた技が、狙った通りにかかった。
何度も潰されて覚えた体の使い方が、今度は相手を崩すために役立った。
そんな小さな手応えが、「自分にも通じる技があるんだ」という自信になります。
これまでの地道な練習が、意味のあるものだったと理解できた瞬間。
それこそが、次のステップへのモチベーションに変わります。
柔術は「試して学ぶ」格闘技
もちろん、強い相手に揉まれる経験も必要です。
でも、それだけでは“なぜ通じなかったのか”がわからないままになることも多い。
同レベルの相手と競り合うことで、成功と失敗の要因が見えるようになります。
技術の確認。
考えた展開。
試してみた動き。
──それらが機能するかを確かめるには、適切な相手とスパーすることが不可欠です。
「実力に合った相手」は甘えじゃない
“楽な相手を選んでいる”と思われるかもしれません。
でも、それは全く違います。
むしろ、今の自分に最適な環境で練習することは、柔術の上達において非常に重要です。
実力が近い相手とのスパーで得られる感覚──「これは通じた」「これは通じなかった」「次はこうしよう」──これが積み重なっていくことで、本当の意味での“実力”が育っていきます。
まとめ:あなたは、ちゃんと成長しています
実力差のある相手とばかりやっていて、「成長していない」と感じているなら、それは錯覚かもしれません。
実は、あなたがやってきた地道な練習も、正しい相手と組むことで形になる可能性がある。
白帯の今こそ、「誰とやるか」を考えるべきタイミングです。
そして、一本が決まった瞬間に思うはずです──「あの練習、無駄じゃなかった」と。

