【BJJ】ホジャー・グレイシーが語る「弱さを磨け」の真意とは?【世界王者の理論】

25.05.15

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はじめに:柔術が伸び悩んでいるあなたへ

ブラジリアン柔術を続けていると、ある時期に「伸び悩み」を感じることがあります。

スパーでいつも勝てる相手には勝てる。でも、強い相手には全く通用しない。

そんなとき、多くの人が「得意技をさらに強化しよう」と考えがちです。

しかし、柔術界のレジェンドホジャー・グレイシーは、真逆の視点からアドバイスを送っています。

この記事では、ホジャーの哲学をもとに「柔術が本当に上手くなるための練習法」について詳しく解説します。

ホジャー・グレイシーとは?

• ブラジリアン柔術世界王者(IBJJF)10度

• ADCCでも無類の強さを誇り、2005年には全試合一本勝ちで優勝

• MMA戦績:8勝2敗(6つの一本勝ち)

• キャッチフレーズは“一族最強の遺伝子”

そのスタイルは、華やかな動きよりも“正確で無駄のない柔術”を追求しており、多くの世界王者が彼の教えを今も参考にしています。

「得意な技」ではなく「苦手な状況」を練習しろ

得意技ばかり練習する落とし穴

ホジャーはインタビューでこう語っています:

「みんな自分の強みを伸ばそうとする。でも、そこから本当の成長は生まれない。

本当に上手くなりたいなら、弱点と向き合わなければいけない。」

たしかに、スイープやパス、得意な形で勝てると楽しいものです。

ですが、その“得意な形”以外ではどうでしょう?

苦手なポジションでは、なす術もなくやられてしまうこともあります。

苦手なポジションから逃げるな

ホジャーは続けて語ります:

「自分が苦手なポジションにあえて飛び込んで、そこから脱出する術を学ばなければならない。」

つまり、苦手な状況こそが最大の“伸びしろ”であり、そこを克服することが柔術全体の底上げにつながるのです。

今日から実践できる!ホジャー流・弱点克服トレーニング

1. 自分の「苦手」を具体的に洗い出す

まずは、自分がどんな状況に弱いかを明確にしましょう。

• マウントから抜けられない

• ハーフガードで潰される

• バックを取られると焦ってしまう

紙に書き出すだけでも、意識が変わります。

2. あえて不利なポジションからスパー開始

練習仲間に協力してもらい、「苦手な状況からスタートするスパー」を取り入れてみましょう。

• バックを取られた状態でスタート

• ニーオンベリーからスタート

• 下からのスクランブル練習

始めはうまくいかなくても、反復することで少しずつ対処できるようになります。

3. 週に一つずつ「脱出技」を覚える

苦手な状況ごとに、テクニックを一つずつ覚えて試してみましょう。

「今週はハーフガード下からのリカバリー」

「来週はマウントからのブリッジ」など、テーマを持って取り組むのが効果的です。

なぜこの方法が「確実に上達する」のか?

練習=失敗の繰り返し

得意な形では失敗が少なくなります。

しかし、「上達」とは失敗の中からしか生まれません。

苦手な状況でやられて、潰されて、そこから試行錯誤して初めて“技術”が身につきます。

弱点を克服すれば「穴のない柔術」ができあがる

ホジャーは言います:

「どんなポジションでも慌てない柔術家こそ、本当に強い。」

あらゆる状況に対応できる柔術は、試合だけでなく、護身や長期的な柔術ライフにもつながるのです。

よくある質問(FAQ)

Q. 弱点ばかり練習するとモチベーションが下がりませんか?

A. 最初はキツいですが、「苦手だったポジションを克服した!」という達成感は格別です。

小さな成功体験を積み重ねることで、自信とやる気が自然と湧いてきます。

Q. 得意技の練習はしなくていい?

A. 得意技の精度を上げるのも大切です。

ただ、練習のバランスとしては「70%:苦手克服、30%:得意技強化」が理想です。

まとめ:ホジャー・グレイシーの教えを日々の練習に

• 得意技ばかり練習しても上達には限界がある

• 苦手な状況を克服することで“総合力”が育つ

• ホジャーのように「基本と弱点」に向き合うことで、柔術は本物になる

今日から、自分の弱点を一つ選んで、あえてそこに飛び込んでみましょう。

それが、あなたの柔術を次のステージへ導いてくれるはずです。


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