最速で柔術が上手くなる方法論=自分と似たスタイルの選手を見つけよう!

25.12.25

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柔術のスキルアップは一朝一夕にはいきませんが、「最短距離」で上達するための強力な方法論が存在します。

それは、自分の身体的特徴、得意な動き、そして「理想とする柔術スタイル」に最も近いトップレベルの選手(指標となる選手)を見つけ、その選手を徹底的に研究することです。

なぜ「自分と似たスタイル」の選手を選ぶべきなのか?

柔術には、パスガード、ガードワーク、スイープ、サブミッションなど、無限のテクニックと戦略が存在します。

しかし、全てのテクニックが全ての人に合うわけではありません。

身体的特徴の類似性:

体格、リーチ、筋力、スピードなど、自分と似た身体的特徴を持つ選手のテクニックは、自分にも応用しやすい再現性の高いものとなります。

戦略の最適化:

例えば、小柄な選手が大柄な選手の強力なプレッシャーパスをそのまま真似るのは難しいでしょう。

逆に、大柄な選手が軽量級選手の動きを真似ようとしても、そのスピード感やスタミナに追いつけないかもしれません。

自分に合ったスタイルの選手は、あなたの強みを最大限に活かし、弱点を補うための最適な戦略を教えてくれます。

自分の柔術スタイルを定義し、指標となる選手を見つける

まず、あなた自身の柔術スタイルを客観的に見つめ直しましょう。

得意な動き・特徴推奨される指標選手(例)スタイル定義
プレッシャーパスが得意、相手に張り付く。ベルナルド・ファリアホジャー・グレイシー重量級のプレッシャー、ハーフガード・ニーシールド潰し
ハーフガードを主軸としたガードワーク、スイープ岩崎正寛ルーカス・レプリハーフガードからのスイープ、バックテイク、パスへの対処
デラヒーバガードベリンボロなど、下の動きが主体。橋本知之ミヤオ兄弟軽量級の素早い足を使ったガード、回転系ムーブ
レッグロックなど足関節への意識が高い。ゴードン・ライアン米倉大貴サブミッション・ハンティング、セットアップの正確性

自分の得意なシチュエーションや「こんな柔術家になりたい」という理想像を具体化し、それに当てはまるトップ選手を探しましょう。

最も重要な「試合動画」の研究

指標となる選手を見つけたら、次のステップに移ります。教則DVDやオンラインコースを見ることも非常に有用ですが、最も重要かつ効果的なのは、彼らの実際の「試合動画」を徹底的に視聴することです。

1. 試合動画が教則よりも優れている理由

教則では、テクニックが完璧な環境下で、成功例として提示されます。

しかし、試合は違います。

失敗とリカバリーの宝庫:

試合では、相手もプロであり、当然カウンターやディフェンスを仕掛けてきます。

指標の選手が「ピンチに陥った時」や「テクニックが潰された瞬間」の対応こそが、私たちアマチュア柔術家にとって最も価値のある情報なのです。

実戦での「判断」の瞬間:

「このハーフガードを潰されるパターン、自分でもよくなるなぁ」——そんな時、岩崎正寛選手であれば、潰された瞬間に次のムーブ(リカバリー、カウンター)へどう移行しているか

その瞬時の判断の答えは、彼らの試合動画の中にこそ詰まっています。

2. 研究の具体的なポイント

動画を見るときは、ただ眺めるのではなく、一時停止やスローモーションを駆使して、以下のポイントに注目してください。

セットアップ(仕掛け): なぜその技を選んだのか? 相手をどこに誘導しているのか?

プレッシャー/ベース: ガード時、パス時、どこに体重をかけているか、どこに手を置いているか。

リカバリー: スイープやパスをされかけた時、どうやって体勢を戻しているか、何を守っているか。

グリップ: どのタイミングでどのグリップを握っているか、なぜそのグリップが必要なのか。

苦手な相手の「弱点」を発見する分析術

「練習でどうしてもパスできない相手がいる」「毎回同じスイープをされてしまう」といった具体的な課題を持つ相手がいる場合も、この分析メソッドは役立ちます。

1. 相手の試合動画、スパーリング動画を見る: まず、その苦手な相手の柔術スタイルを分析します。

2. 他の選手がどう対応したかを探す: その相手が他の選手と試合をしている動画を探します。

他の選手が、どうやってその苦手な相手をパスしたか、スイープを阻止したか

3. 弱点とカウンターを発見: 苦手な相手が「攻めあぐねる瞬間」「体制を崩されるパターン」が見つかるはずです。

これは、あなたの練習で試すべき、具体的なカウンターテクニックやセットアップのヒントとなります。

    まとめ:最速上達へのロードマップ

    柔術が最速で上手くなるための方法論はシンプルです。

    自己分析: 自分の得意な動きと理想の柔術スタイルを定義する。

    指標選手の選定: それに最も近いトップレベルの選手を見つける。

    試合動画の研究: 教則ではなく、**試合動画における「失敗からのリカバリー」**を徹底的に分析する。

    練習での再現: 研究した動きや戦略を、意識的にスパーリングで試す。

      このプロセスを繰り返すことで、あなたは無数のテクニックの中から、自分にとって最も再現性が高く、効果的な「必殺パターン」を見つけ出すことができるでしょう。


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