実は柔術の有段者、有名プロレスラー5選
25.04.05

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プロレスとブラジリアン柔術(BJJ)は、一見異なる格闘技のように思えるが、多くのプロレスラーが柔術を学び、それを試合に活かしている。
柔術はグラウンドでのポジショニングや関節技の精度を高めるため、プロレスにおいても重要な要素となる。
今回は、柔術の技術を持ち、そのスキルをリングで発揮しているプロレスラーたちを紹介する。

1. ダニエル・ブライアン(ブライアン・ダニエルソン)
ダニエル・ブライアンは、2015年頃からブラジリアン柔術のトレーニングを始めている。
元UFCライト級王者のベン・ヘンダーソンのジムで練習を行っていたことが報じられており、現在もトレーニングを続けているとされる。

彼の試合では、「ラベル・ロック」や「オモプラッタ式クロスフェイス」など、柔術の影響を感じさせる技が多く見られる。
プロレスと柔術を融合させた彼のスタイルは、リアルな試合展開を生み出している。
2. ジョシュ・バーネット
元MMAファイターであり、プロレスラーとしても活躍するジョシュ・バーネットは、マチャド柔術の黒帯を持っている。

しかし、彼自身は伝統的なBJJの道着を着用してのトレーニングを受けたことはなく、主にキャッチ・レスリングを専門としている。
とはいえ、彼の試合では柔術とキャッチ・レスリングの技術が融合しており、関節技や締め技の精度は極めて高い。
3. カイル・オライリー
カイル・オライリーは、2020年6月にブラジリアン柔術の紫帯に昇格したことを公表している。
彼の試合スタイルは、サブミッションを駆使したテクニカルなグラップリングが特徴で、柔術の影響が色濃く表れている。

試合中のポジショニングやトランジションのスムーズさは、柔術のトレーニングの成果がはっきりと感じられる部分だ。
2023年には、再びBJJのトレーニングを再開したことが報じられており、さらなるスキル向上が期待される。
4. シェイナ・ベイズラー
元UFCファイターで、現在WWEで活躍するシェイナ・ベイズラーは、柔道の黒帯を取得していることが報じられている。
一部ファンの情報ではブラジリアン柔術の黒帯であるとする情報もあるが、確かなソースは見つかっていない。

しかし、彼女の試合スタイルには明確にMMAやグラップリングの影響が見られ、「キリフダ・クラッチ(変形スリーパーホールド)」など、実戦的な技を駆使している。
5. マット・リドル
元MMAファイターであり、2023年にブラジリアン柔術の黒帯を取得したマット・リドルは、プロレスにおいても柔術技術を活かしている。

彼の試合では、スムーズなグラウンドワークやサブミッション技が多く見られ、特に「ブロ・ミッション(変形ツイスター)」など、独自のアレンジを加えた技が特徴的だ。
プロレスにおける柔術の影響
近年のプロレスは、より理に適った説得力が求められる傾向にあり、柔術をバックボーンに持つレスラーたちの存在感が増している。
関節技や絞め技を駆使するスタイルは、プロレスに深みを与え、観客に本物の戦いを感じさせる要素となっている。
今後もBJJを活かしたレスラーたちが新たなスタイルを生み出し、プロレスの進化を支えていくだろう。

